こんにちは。
販売コンサルタントの志村幸司です。
先日、有楽町にある無印良品に行ってきた
のでその事について書きたいと思います。
無印良品と言えば
無印良品と言えば…
シンプルな生活を提案しナチュラルカラー
の衣料品や寝具インテリア、雑貨やレトル
ト食品など一部加工食品を扱う店舗。
こんなイメージでしょう。
しかし、無印良品には数店舗農産物を扱う
店があります。
その1号店、無印良品有楽町店に行ってき
ました。
JR有楽町駅の近く
JR有楽町駅から数分歩いた場所にある同店
は、1階が農産物を扱う食品売場、2階と
3階が衣料品や住居関連品の売場となって
います。
今回の来店目的は農産物コーナーを見るこ
とでしたが、期待通りの内容でした。
健康と国産
1階の売場では健康と国産にこだわった高
品質な農産物(野菜果物)、調味調剤、レト
ルトや缶詰め、お菓子類を提供しています。
農薬不使用、ノーワックス、有機栽培、特
別栽培(化学合成農薬および化学肥料の窒
素成分を慣行レベルの5割以上削減して生
産した農産物)など、高品質商品を扱って
います。
複数台配置されたビデオからは、生産の過
程や、生産者のメッセージが流れています
。そのビデオからは消費者の健康を追求す
る作り手の熱い想いが伝わってきます。
そして直線的に届く音響システムにより、
隣のビデオと全く音が重ならない工夫がさ
れているため、一語一句キチンと言葉が聞
き取れ内容も伝わってきます。
生産者や店の想いがしっかり伝わるって素
晴らしいと思います。
昔の生産風景を想像させる農機具のディス
プレイも手作り感を引き立てています。
また、POPは手書きで親近感を持たせな
がら、情報は栽培方法などに絞って載せて
いるため、文字数が適切で読みやすいもの
でした。
最後に
健康と国産にこだわった品揃えは、消費者
の健康生活に貢献したいという想いが伝わ
ってくるものでした。
また同店の売場づくり(陳列、POP、演出
物)などからは「伝えたいことは工夫次第
で伝わる」という事を強く感じました。
どうやったら伝わるのかを徹底的に考えて
いるのでしょう。
昨年9月にオープンして1年経過したばか
りですが、東京都の道路計画により来年4
月に日本初のMUJIブランドホテル(インバ
ウンド対応強化/中国で成功)とともにオー
プンする銀座店に引っ越しする予定のよう
です。
新しい売場にさらに期待したいと思います。